好スタートから先手を取った本橋孝太騎手騎乗のセイントメモリーが直線に入ってもその勢いは鈍らず1.1/4馬身差をつけ優勝した。(撮影:高橋正和)
31日、大井競馬場で第34回サンタアニタT(3歳上・ダ1600m・1着賞金1300万円)が行われ、好スタートを決めて先手を奪った本橋孝太騎手騎乗の1番人気セイントメモリー(牡6、大井・月岡健二厩舎)が、3〜4コーナーで後続を突き放すと直線に向いてもゴールまで確かな脚取りでそのまま逃げ切り、後方待機策から勝負所をマクって2番手へと浮上した6番人気ジョーメテオ(牡7、浦和・小久保智厩舎)に、1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒4(重)。
さらに3.1/2馬身差の3着に、中団追走からゴール前で末脚を伸ばした9番人気カキツバタロイヤル(牡7、船橋・函館一昭厩舎)が入った。なお、3番人気サチノシェーバー(牡5、船橋・矢野義幸厩舎)は6着、2番人気スマートジョーカー(牡6、船橋・川島正一厩舎)は8着に敗れている。
勝ったセイントメモリーは、父アフリート、母ソラーティカ、その父Haloという血統。これで今年の4月以降は、本橋孝太騎手を相棒に大井、川崎、船橋、そして今回の地元大井で怒涛の4連勝、前走・京成盃グランドマイラーズに続いての逃げ切りで重賞2連勝を達成し、通算13勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆セイントメモリー(牡6)
騎手:本橋孝太
厩舎:大井・月岡健二
父:アフリート
母:ソラーティカ
母父:Halo
馬主:内海正章
生産者:バンブー牧場
通算成績:30戦13勝(重賞2勝)