netkeiba.com、競馬総合チャンネルのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、3日(土)の傾向分析です。明日の予想にお役立てください。
【小倉芝】
・引き続き時計が速い馬場。馬場質としては基本的に軽い。日曜は雨の可能性もあるので、その点には注意したい。ただ、よほどの大雨でない限りはそれほど重くもならないだろう。
・3、4角を2番手以内で通過した馬が7レースで7連対。先行馬が残る馬場だが、メインレースの
ニンジャのように手先が軽くて決め手のある馬は上位に来る。ただ、直線一気は利かず、4角で射程圏に入れていないと厳しい。
・血統傾向はバラつき気味も、ダート血統など重い血統の馬や、体型が骨太の馬は狙いを下げたい。
【小倉ダート】
・昨夜の雨で朝は少し締まっていて、時計も速かった印象。土用競馬終了時点で乾いているが、明日の天候次第のところはある。
・土曜日は速いペースや速い仕掛けが目立ち、差しが決まるレースが多かった。ただ、前が止まるわけはないので、あくまでペース次第のフラットな馬場と考えたい。
・日曜日は、このまま雨が降らなければ
パワータイプ、降れば馬体が薄手の軽いタイプを狙いたい。
【新潟芝】
・終日良馬場。外回りは、10Rの1000万の芝2000mで1分58秒8で決着し、上位入線の各馬はおろか、出走した殆どの馬が上がり3F33秒台を計時した。極端ではないが、少し高速化している兆しがある。
・10Rでは人気馬が比較的前で立ち回っての順当決着も、5Rの新馬(芝1800m)をみると先行有利が目立つという感じもないので、能力比較+展開読みを重視したい。
・内回りは、開幕週同様に短距離ではロスなく立ち回っての先行策が有利で、枠もなるだけ内がいい。中距離は、開幕日から複雑な結果が続いている。
【新潟ダート】
・大雨の影響が残って終日稍重。午後にはだいぶ乾いているので、明日には良馬場に回復しそうだ。
・1800mは、未勝利馬には結構タフな馬場質で各馬苦し紛れに走っている印象を受けるが、500万以上では問題なくこなせているので、先行各馬がなかなか止まらない。
・1200mは、3〜4角で外目から先団へ取り付くようなタイプのほうが安定して結果を残せている。
【函館芝】
・終日良馬場。タイム関連は雨の影響があった先週日曜の良馬場より速まったが、それでも標準的なものに落ち着いている。
・現状のBコースは完全に道中〜3〜4角と内ぴったりを通った馬が有利になっていて、多頭数のレースになればなるほどそのアドバンテージが出やすい。
・特に1200mは内枠有利が顕著で、人気馬の順当な好走も、穴馬の激走も、その前提に「内枠」という要素が必要。逆パターンの人気馬は平気で飛ぶ。
【函館ダート】
・好天で馬場も乾いており、久しぶりにパサパサの良馬場。
・1700mの時計は良馬場でも速めだが、終日上がりタイムを要したレースが多かったように、スタミナの要素が問われる馬場質になっている。
・1000mに関しては
スピード優先。
土曜日の傾向を踏まえた、日曜のオススメ穴馬は下記の通りです。
【日曜日のオススメ穴馬】
・小倉1R14番
テイエムリヴィエラ(馬場合いそう)
・小倉2R16番
トウカイルノン(馬場合いそう)
・小倉3R8番
エアマデレーン(馬場合うし流れも向きそう)
・小倉7R10番
エクスブルグ(減量注意)
・小倉8R3番
クレスコモア(展開楽そう)
・小倉9R13番
タムロトップステイ(先行力魅力)
・小倉11R6番
ラブリーデイ(馬場合いそう)
・小倉12R1番
ヴェアデイロス(馬場合いそう)
・新潟11R6番
シグナルプロシード(能力通用)
・函館11R8番モズ(逃げ警戒)