09年マイルCS2着のA級実績馬、マイネルファルケが盛岡芝で復活V/桂樹杯

2013年08月17日 18:00

関本淳騎手騎乗のマイネルファルケ(左)がハカタドンタクとの叩き合いを制し盛岡芝で復活V(写真提供:岩手県競馬組合)

 17日、盛岡競馬場で第36回桂樹杯(3歳上・芝1600m・1着賞金150万円)が行われ、道中2番手を追走した関本淳騎手騎乗の3番人気マイネルファルケ(牡8、岩手・板垣吉則厩舎)が4コーナーで先頭に立つと、直線に向いて内から脚を伸ばした1番人気ハカタドンタク(牡3、岩手・板垣吉則厩舎)との激しい叩き合いをゴール前で制し、最後はアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分38秒2(良)。

 さらに2.1/2馬身差の3着に、5番人気スーパーワシントン(牡10、岩手・佐藤雅彦厩舎)が入った。2番人気ロッソコルサ(牡4、岩手・千葉幸喜厩舎)は、さらにハナ差遅れての4着。

 勝ったマイネルファルケは、父ムタファーウエク、母ビンゴハナコ、その父パークリージェントという血統。2009年のマイルCSでは、14番人気ながら軽快に逃げて、あわやのシーンを演出するカンパニーの2着。同年のダービー卿CTでも、タイム差なしの2着とするなど、芝マイル重賞で活躍した「A級実績馬」が、障害転向を経てこの春から大井に移籍。しかしながら、南関東での成績は奮わず、この日から岩手所属馬としての初出走という経緯を辿っていたが、かつてGIの舞台でも輝いた芝のマイルで勝負強さが蘇り、JRA時代から数えて42戦目で初となる、嬉しい重賞制覇を飾った。

【勝ち馬プロフィール】
◆マイネルファルケ(牡8)
騎手:関本淳
厩舎:岩手・板垣吉則
父:ムタファーウエク
母:ビンゴハナコ
母父:パークリージェント
馬主:鈴木芳夫
生産者:ビッグレッドファーム
通算成績:42戦7勝(JRA36戦6勝、重賞1勝)

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