1番人気にこたえた宮崎光行騎手騎乗のクリノエリザベス
20日、門別競馬場で第35回リリーC(2歳・牝・ダ1000m・1着賞金250万円)が行われ、道中は中団外目を追走していた宮崎光行騎手騎乗の1番人気クリノエリザベス(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)が、3〜4コーナーの中間で早くも先頭に並びかけると、直線入り口からは勢いよく伸びて悠々と押し切り、残り200mで2番手に浮上した4番人気ビービーキャンディ(牝2、北海道・田中淳司厩舎)に4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは59秒2(重)。
さらにハナ差遅れての3着に、2番人気カクシアジ(牝2、北海道・田中淳司厩舎)が入った。なお、3番人気ラブミーブルー(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)は5着に終わった。
勝ったクリノエリザベスは、父プリサイスエンド、母ウインクアットデエンジャー、その父Danzigという血統。前走・7月16日のウィナーズチャレンジ(門別1200m)では、牡馬を相手に7馬身差圧勝のパフォーマンスを買われて人気の中心に推されていたが、その期待に違わぬ圧倒的なスピードを見せつけてデビューから無傷の3連勝。嬉しい重賞初制覇を飾った。
【勝ち馬プロフィール】
◆クリノエリザベス(牝2)
騎手:宮崎光行
厩舎:北海道・角川秀樹
父:プリサイスエンド
母:ウインクアットデエンジャー
母父:Danzig
馬主:栗本八江
生産者:タイヘイ牧場
通算成績:3戦3勝(重賞1勝)