古馬のような雰囲気を持っているハープスター(撮影:井内利彰)
中京芝1400mの新馬戦を快勝し、注目を集めている
ハープスター(栗東・松田博資厩舎)が、新潟2歳Sへ向けた最終追い切りをレースでも騎乗予定の川田将雅騎手が跨って、CWコースで行われた。
いつもと変わりなく、CWの3コーナー入口から入場。先導する
エイコーンパスを見ながら、1周目のホームストレッチをキャンターで駆け抜けたが、折り合いに関して、全く心配のない走り。そのペースで向正面に入り、前が徐々にラップを速めていくと、それにじわりとついていく形で、6F地点で3馬身ほどあった差が徐々に縮まっていく。直線は内に進路を選んで、前に並びかけたが、手応えは楽。仕掛けられると、スムーズに反応して、ゴール板ではきっちり先着。追い切り後も非常にゆったりと歩けており、とにかく2歳馬らしくない、古馬の雰囲気を持っている。(取材・写真:井内利彰)