今朝の美浦トレーニングセンターの調教開始時点(5時)の気温は21度。関東地方もようやく寝苦しい夜と猛暑から開放されつつあるようだ。
今週のメインレース新潟記念に出走予定の馬のほとんどは涼しい朝一番に馬場に入って調整された。
中京記念では12着と大敗の
アカンサスは坂路コースでの調整。1頭で楽にコースを駆け上がった。
調教後の関係者へのインタビューの内容は以下のとおり。
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アカンサス(畠山吉宏調教師)
◎今日の坂路での調教はどうだったでしょうか?
・先週までウッドチップコースで強めの調教をしてましたから今週は坂路で息を整える感じで1頭でやってます。
◎前回の中京記念の後はどう過ごしたんでしょうか?
・中京記念では見所なく終わってしまったので。。。足元とか体の方に不具合は出てなかったんですが、一度リフレッシュを兼ねて山元トレセンに放牧に出しました。
◎戻ってからは状態が良さそうですが?
・新潟記念から逆算して牧場から戻して、そこからはとても順調に来ています。
◎オープン入りしてからはそんなに大敗はしていませんが、なかなか
キッカケをつかめない印象ですが?
・ちょっとチグハグな競馬とか、前がつかえてしまったりとか、ちょっとうまくいかないレースが続いているんですが、何とか
キッカケをつかみたいなと思っています。
◎今回の新潟の2000メートルはこの馬にはどうでしょうか?
・新潟コースは初めてなんですが、2000メートルは得意な距離ですし、平坦な長い直線はこの馬に向くんじゃないかなと期待しています。
◎53キロのハンデになりましたが?
・ここのところ54キロのハンデが付いていたんですが、1キロ下げてもらって。53キロだといい結果を残しているレースもあるので今回そうなってくれればと思っているんですが。
◎今回、この馬の最後の脚が生きるレースになりそうでしょうか?
・条件は整ったかなと思っているんですが。
◎頭数もあまり多くならないようですが?
・フルゲートに満たないレースになりますから、進路の取り方、さばいてこれそうなので、そのあたりも味方してくれればなと思っています。
(取材:佐藤泉)
提供:ラジオNIKKEI