新潟11Rの新潟記念(3歳以上GIII・芝2000m)は、10番人気コスモネモシン(松岡正海騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒9。クビ差の2着に8番人気エクスペディションが、1馬身差の3着に7番人気ファタモルガーナがそれぞれ入線。
コスモネモシンは美浦・清水英克厩舎の6歳牝馬で、父ゼンノロブロイ、母デュプレ(母の父Singspiel)。通算成績は29戦3勝となった。
レース後のコメント
1着 コスモネモシン 松岡正海騎手
「折り合いが難しくなってきているので、そこだけ気をつけて、レースに集中して走れれば位置はどこでもいいと思っていました。こういう馬場も得意ですし、並んでいる相手の先に出られればと思いましたが、何とか出てくれてよかったです。もともと能力のある馬ですし、この勝利がいいきっかけになってくれればと思います」
2着 エクスペディション 浜中俊騎手
「今日の馬場もそうですし、メンバーを見てもスローになりそうでしたから、後ろからだと厳しいと思って前に行きました。うまくいったと思ったのですが、勝ち馬にうまく乗られました。斤量差もあったと思います。内容は十分満足しています。ムラはありますが、力があることは確認できました」
3着 ファタモルガーナ 田辺裕信騎手
「ゲートに難がある馬です。トビが大きく、長くいい脚を使うタイプですし、見た目は後ろから行くように見えますが、ゲートの出がよくないので後ろからになってしまいます」
4着 ダコール 内田博幸騎手
「残り400mぐらいで勝てそうな手応えはあったのですが、そこからが『あれっ?』という感じでした。良馬場のほうが合っていそうです。天気や展開などに左右されますね」
5着 ニューダイナスティ 戸崎圭太騎手
「もう少し早め早めに行きたかったです」
6着 レインスティック 武士沢友治騎手
「脚のさばきがよくなってきて、復活の兆しが見えてきました」
9着 ブリッジクライム 鈴木康弘調教師
「今日の馬場が悪かったようです。直線では外に出しましたが、切れる脚を使うタイプなので、この馬場はこたえたのかもしれません」
11着 カルドブレッサ 蛯名正義騎手
「敗因はわかりません。道悪の馬場か、2走ボケか......。今日も普通に競馬をしていたのですが......」
14着 トレイルブレイザー 北村宏司騎手
「返し馬から気が乗っていましたが、追い出してからは少しノメっている感じでした。スムーズに運んだ割には最後苦しくなってしまいました。ハンデより馬場が響きました」
提供:ラジオNIKKEI