正攻法の競馬で堂々と初陣を飾った。2番手で折り合った7番人気のコスモイノセント(牡、父マイネルラヴ、美浦・高橋祥)が直線半ばで先頭に躍り出ると、不良馬場をモノともせず力強く伸びて1馬身半差で快勝した。勝ちタイムは1分55秒5。4頭横一線の2着争いは8番人気のスプリングアップに軍配。さらに首差の3着は逃げた6番人気のワンハンドカット。1番人気のストロングサウザーは直線でしぶとく伸びたが、さらに鼻差の4着に終わった。
木幡は「調教に乗った時は前向きではないようにも思えたが、きょうは返し馬から気持ちが入っていたね。折り合って運べたし、このままの落ち着きを保てれば」とセンスの良さを評価していた。
提供:デイリースポーツ