23日、川崎競馬場で行われた報知オールスターC(3歳上・ダート2000m、1着賞金1600万円)は小林俊彦騎手騎乗の3番人気ウツミジョーダン(牡4、岩手・村上佐重喜厩舎)が、中団待機策から差し切り勝ち。先に抜け出していた8番人気ブラウンシャトレーに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分08秒4(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気イシノファミリーが入った。今年の川崎記念(交流G1)を制しこれが復帰戦となった1番人気エスプリシーズは11着に大敗。なお、ウツミジョーダンには1月26日に行われる川崎記念(交流G1・ダート2100m)の優先出走権が与えられた。
勝ったウツミジョーダンは父トロットサンダー、母チヨノカツラ(その父ミルジョージ)という血統。3走前のマイルCS南部杯(交流G1)で5着、前々走北上川大賞典を勝ち、前走浦和記念(交流G2)で4着と健闘していた。通算33戦12勝(うち重賞6勝)。