CWコースで併せ馬を行ったヴィルシーナ(撮影:井内利彰)
角馬場で安田晋司調教助手から岩田康誠騎手に乗り替わって、CWコースへと移動した
ヴィルシーナ(栗東・友道康夫厩舎)。併せ馬の相手、
アドマイヤディープが先に馬場入りして、それを追いかける形。
6F標識、向正面で3馬身ほどの差があったものの、4コーナーではほぼ並びかけるような形。内輪差もあり、直線に向いた時には
ヴィルシーナが2馬身ちょっと前に出る形になって、ラスト1F標識でジョッキーが追い出すと、しっかり反応して、最後までしっかり伸びた。時計は6F85.6〜5F69.7〜4F54.9〜3F40.5〜1F12.7秒と少々地味だが、数字以上に中身の濃い追い切りだった。
先週に引き続き、幸英明騎手が跨っての追い切りとなったのは、
トーセンラー(栗東・藤原英昭厩舎)。朝一番のCWコースで、
サトノキングリーを大きく追走する内容だったが、折り合いはついて、コンビネーションは問題なし。仕掛けられると、しっかり反応して先着。時計は6F82.4〜5F67.8〜4F53.4〜3F38.8〜1F12.1秒で、先週とほとんど変わりなし。順調に追い切りを消化できているといった感じ。
(取材・写真:井内利彰)