ダイワメジャー産駒の2番人気マーブルカテドラルが、逃げるイオラニを捕らえOP勝ち(撮影:下野雄規)
28日、中山競馬場で芙蓉S(2歳・OP・芝1600m)が行われ、道中は中団の外目を追走していた田辺裕信騎手騎乗の2番人気マーブルカテドラル(牝2、美浦・上原博之厩舎)が、3〜4コーナーで先団へ取り付くと、ゴール前で逃げ込みを図る4番人気イオラニ(牡2、美浦・栗田博憲厩舎)捕らえて差し切り、最後は1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒6(良)。
さらに3/4馬身差の3着に、後方から追い込んだ3番人気パシフィックギャル(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)が入った。なお、1番人気ポーラメソッド(牡2、美浦・金成貴史厩舎)は苦戦を強いられ、7着に終わった。
勝ったマーブルカテドラルは、父ダイワメジャー、母ヘルスウォール、その父エリシオという血統。6月22日の新馬戦(東京芝1400m)を好位から抜け出し快勝し、前走・新潟2歳Sでは5着。唯一のマイル重賞経験馬として挑んだここは、ゴール前で粘るイオラニをきっちり捕らえて2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆マーブルカテドラル(牝2)
騎手:田辺裕信
厩舎:美浦・上原博之
父:ダイワメジャー
母:ヘルスウォール
母父:エリシオ
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム
通算成績:3戦2勝