直線の瞬発力勝負を制したのは1番人気のディアデルレイ(牡、父キングカメハメハ、美浦・牧)。主導権を握った6番人気のラステラ(2着)が前半1000mを1分7秒6のスローペースで逃げるなか、道中は2番手でピタッと折り合い、直線で鞍上がゴーサインを出すと母ディアデラノビア譲りの切れ味を存分に発揮。大物感あふれる走りで最後は3/4馬身差をつけ、見事人気にこたえた。勝ちタイムは1分56秒3。さらに1馬身1/4差の3着には3番人気のディールフローが入った。
戸崎圭は「追い切りに乗った時はおっとりした馬で、まだピリッとした感じがなかった。きょうは素質で走ってくれましたね。(ペースが)遅くても折り合いはついたし、使って良くなるでしょう」と今後の活躍を楽しみにした。
提供:デイリースポーツ