10月のデビュー勝ち後は、いずれもOP戦で4、8、14着という成績だが、いちょうSで発揮した先行力や京王杯2歳Sの差し脚を見る限り、力が通用しないということはないはず。少し時計がかかって力比べの馬場状態や、乱ペースになりそうな正月競馬、中山コースを考えるとしぶとい末脚が本領発揮のチャンス。中間は、2週前追いが23日となったが、新馬相手に持ったきりで5F65.1-3F36.8秒の好時計をマーク。タフなタイプで、使い込んでも馬体が安定しており、好状態キープは確か。素質馬が揃った1戦だが、キャリアを活かして混戦から抜け出す。