netkeiba.comのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、JRA発表の馬場情報を踏まえた傾向予測です。明日の予想にお役立てください。なお、明日の開催終了後には土曜日の馬場傾向分析を公開いたします。
【京都芝】
・今開催はAコース使用で、芝丈は野芝約10〜12cm、洋芝約12〜16cmと標準くらい。
・中間の降雨もほとんどなく、金曜日正午時点では良馬場発表。土曜日は雨予報が出ているが、開幕週で芝の状態が良いので、よほど降らない限りは大きな影響はなさそう。
・雨があまり降らないようなら軽い馬場質が見込める。重い馬場質だった阪神で、適性がなくて負けた馬の巻き返しに注意。
【京都ダート】
・中間の降雨もほとんどなく、金曜日正午時点では良馬場発表。土曜日は雨予報が出ているので、雨が降ってくれば脚抜きの良い馬場で軽い質となりそうだ。
・前回の阪神は最終週以外は馬場質が軽めで先行馬有利だったので、それらの成績はある程度信頼して良さそうだ。
【東京芝】
・今開催の前7日はAコースを使用。芝丈は野芝約10〜12cm、洋芝約14〜18cm。
・中間に多少の降雨があったが、金曜日正午時点では良馬場発表。ただ、気温も高くはないので、若干水分は残っているかも。土曜日は雨予報が出ているので、少し力の要る馬場状態も考えておきたい。
・最近は開幕週から直線一気が利くこともあるので、前残りと決めつけずに注意して観察しておきたい。
【東京ダート】
・中間に多少の降雨があったが、金曜日正午時点では良馬場発表。
・土曜日は雨予報が出ているので、雨が降れば手先の軽い馬の切れが生きる馬場になりそうだ。
・スタミナやパワーといった要素を要求された中山コースからのコース替わりなので、切れや軽い走りで勝負する馬の巻き返しには警戒したい。
【新潟芝】
・全6日ともAコースを使用。野芝約10〜12cmで、夏開催の損傷は野芝の生長により概ね回復し、全体的に良好な状態とのこと。
・金曜正午時点では良馬場発表も、木曜日に降雨があったし、土曜日は雨が降る可能性もあるので、馬場状態には注意したい。
・夏開催は速いタイムが出ても、上位に入線している馬の体や血統を見るとパワータイプが多かった。タイムと好走馬のギャップがある馬場になる可能性もあるので、開幕日の明日はよく観察しておきたい。
【新潟ダート】
・木曜に降雨が少しあったが、金曜正午時点では良馬場発表。
・土曜日は雨予報が出ているので、雨が降るようだと特に1200mで先行馬が有利になる可能性があるので、注意しておいて欲しい。
先週の傾向、ならびにJRA発表の馬場情報を踏まえた、土曜のオススメ穴馬は下記の通りです。
【土曜日のオススメ穴馬】
・京都1R8番フジノゴールド(ダート替わり注意)
・京都2R2番ヴァッフシュテルケ(先行力魅力)
・京都3R1番モウイイデショウ(馬場合いそう)
・京都7R10番サダムダイジョウブ(能力高い)
・京都8R11番コロカムイ(先行力魅力)
・京都9R5番コアレスドラード(馬場合いそう)
・京都11R9番オースミチャド(能力高い)
・京都12R3番タンスチョキン(ダート替わり◎)
・東京11R8番ノーザンリバー(馬場合いそう)
・新潟11R3番ドリームフォワード(巻き返しそう)