30日、大井競馬場で行われた東京2歳優駿牝馬(2歳牝、ダート1600m、1着賞金2000万円)は、張田京騎手騎乗の11番人気アサティスジョオー(牝2、大井・庄子連兵厩舎)が、道中中団追走から3角でまくり気味に進出。直線で難なく抜け出し、後方15番手から追い込んだ6番人気セブンチャンピオンを1/2馬身抑えて快勝した。勝ちタイムは1分42秒7(重)。さらに3/4馬身差の3着には好位追走の5番人気シンデレラジョウが入り、3連単は71万6010円の高配当を記録した。
勝ったアサティスジョオーは、父アサティス、母シゲノタイトル(その父ニチドウアラシ)という血統。全兄に01年栄冠賞を勝ったアサティスダイオーが、叔父に96年朝日杯3歳Sの覇者マイネルマックス(牡、父ブライアンズタイム)などがいる。
7月3日に佐賀競馬でデビュー予定も出走取り消し。大井の庄子連兵厩舎に転厩し、8月19日、大井競馬で新馬戦で4着。2戦目となる9月28日の2歳戦(大井・ダート1000m)で勝ち上がった。その後10月31日のサフラン特別(大井・ダート1600m)を勝つなどしたが、6日に行われた前走、雷鳥特別(大井・ダート1600m)では6着に敗れていた。通算成績6戦3勝。