今年のキングジョージを圧勝し、凱旋門賞でも上位人気となっていた(回避)、ノヴェリストが日本の社台スタリオンステーションで種牡馬入り(写真はキングジョージ勝利時、撮影:沢田康文)
今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英・GI)を制し、凱旋門賞にも出走を予定していたドイツのノヴェリスト(牡4、独・A.ヴォーラー厩舎)が、現役を引退し、日本の社台スタリオンステーションで種牡馬となることが判明した。
ノヴェリストは父Monsun、母Night Lagoon、その父Lagunasという血統。2012年10月のジョッキークラブ大賞(伊・GI)から今年9月のバーデン大賞(独・GI)までGI・4つを含む5連勝を達成。特に前述のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSでは5馬身差でレコード勝ちを決めている。
凱旋門賞にも出走を予定して、ブックメーカーによる前売りオッズでは日本のオルフェーヴル(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)に次ぐ2番人気に推されていたが、熱発による出走回避が発表された。その後はジャパンカップ参戦の意向を示していたが、それを果たすことなく種牡馬生活に入ることとなった。