11日、愛国で供用される予定だったアントレプレナー(牡11)がロシアのヴォスホートスタッドで繋養されることが判明した。
アントレプレナーは父Sadler's Wells、母Exclusive Order(その父Exclusive Native)という血統。半兄には94年の宝塚記念(G1)3着馬で大阪杯(G2)などG2レースで3度2着を記録しているダンシングサーパス(牡、父ダンシングブレーヴ)がいる。97年英2000ギニー(英G1)を制すなど、通算6戦3勝の成績で98年引退し、愛国クールモアスタッドで種牡馬入り。02年からは青森で種牡馬生活を送り、04年より優駿スタリオンステーションに移動していた。産駒には03年愛オークス(愛G1)馬ヴィンティージティプル Vintage Tipple(牝5)、04年愛フィーニクスS(愛G1)を制したダムソン Damson(牝3)などステークスウイナーを11頭輩出。また、オーストラリア、ニュージーランド、イタリア、サウジアラビアでも産駒がステークスウイナーになっている。日本での産駒は今年デビューとなる。