9日、佐賀競馬場で第1回周防灘賞(3歳上・ダ1800m・1着賞金60万円)が行われ、道中は前2頭から離れた3番手で進めていた山口勲騎手騎乗の1番人気シゲルサクランボ(牝4、佐賀・九日俊光厩舎)が、4コーナーで先頭に立ってそのまま押し切り、2着の5番人気プリンストロイア(牡4、佐賀・手島勝利厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒7(良)。
さらに3/4馬身差の3着に4番人気オヤビン(牡7、佐賀・九日俊光厩舎)が入った。なお、3番人気エーティーランボー(牡5、佐賀・井樋明正厩舎)は8着、2番人気ハタノアブソルート(牡4、佐賀・川田孝好厩舎)は9着に終わった。
勝ったシゲルサクランボは、父アドマイヤジャパン、母シルクシルエット、その父ブライアンズタイムという血統。今年9月に佐賀へ移籍し、緒戦こそ2着に敗れたものの、そこからは3連勝で重賞初制覇を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆シゲルサクランボ(牝4)
騎手:山口勲
厩舎:佐賀・九日俊光
父:アドマイヤジャパン
母:シルクシルエット
母父:ブライアンズタイム
馬主:森中蕃
生産者:静内フジカワ牧場
通算成績:22戦4勝(JRA18戦1勝・重賞1勝)