(1)オールザットジャズ=栗東坂路を軽快に駆け上がり、4F67秒2-49秒2-16秒0をマーク。好調をアピールした。「昨年の出来とは比較しづらいが、今回もいい状態で臨めると思います」と角居師は穏やかな表情。最内枠についても「脚をためる競馬をさせてみても、と思っていたし、壁がつくれるのはいいでしょう」と歓迎ムードだった。

　(2)ディアデラマドレ=栗東坂路で4F64秒6。リズミカルな脚さばきを見せた。「着実に力をつけてきましたね。GIの舞台に間に合って良かった。広いコースはいいし、きっちりと脚を使ってくれそう」と角居師は鋭脚発揮を期待していた。

　(3)メイショウマンボ=栗東CWから栗東坂路へ。軽快なフットワークで駆け上がり、元気な姿を披露した。塩見助手は「秋華賞に近い状態にはあります。できればあまり雨は降ってほしくないね」と空模様を気にしていた。

　(4)ミッドサマーフェア=午後1時過ぎ、京都に到着。「輸送はスムーズ。出来は維持できていますよ」と島崎助手は状態面に不安なしをアピール。近走は不振だが、「力はある馬。好調ジョッキー(福永)がきっかけにならないかな」と一変を期待した。

　(5)ホエールキャプチャ=午後1時過ぎに京都競馬場入り。「前走からいい状態に戻ってきた。馬は特に変わらず、いつも通りの感じですね」と長谷川調教厩務員。「多少馬場が悪くてもノメる馬場じゃなければ大丈夫だと思う」と笑顔で話した。

　(6)ハナズゴール=栗東角馬場から栗東CWへ。しっかりと筋肉を解きほぐして最終チェックを終えた。野本助手は「体調はいいですし、以前よりも精神的に大人になってきたのは確かです。雨の量が少なければいいのですが」と話した。

提供：デイリースポーツ