今シーズンの盛岡重賞フィナーレの絆カップは、11番人気ヒカルジョディーが差し切りを決める波乱の決着。ヒカルジョディーは次走栗駒賞の予定(写真提供:岩手県競馬組合)
10日、盛岡競馬場で第3回絆カップ(3歳上・ダ1600m・1着賞金300万円)が行われ、中団でレースを進めた山本聡哉騎手騎乗の11番人気ヒカルジョディー(牡7、岩手・畠山信一厩舎)が、直線で脚を伸ばして先行各馬を交わし、ゴール手前で勢い良く追い込んで2番手に浮上した7番人気ジョーモルデュー(牡9、北海道・田中淳司厩舎)を1/2馬身差を退けて優勝した。勝ちタイムは1分36秒6(不良)。
さらに1/2馬身差の3着に6番人気ランドオウジ(牡7、岩手・千葉幸喜厩舎)が入った。なお、2番人気シャイニングサヤカ(牝6、北海道・田中淳司厩舎)は4着、3番人気ミキノウインク(牝4、岩手・関本浩司厩舎)は10着、1番人気エバーオンワード(牡5、岩手・桜田浩樹厩舎)は12着にそれぞれ敗れている。
勝ったヒカルジョディーは、父トワイニング、母プリティジョディー、その父ダンスインザダークという血統。重賞勝利は2012年1月のトウケイニセイ記念以来、2つ目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヒカルジョディー(牡7)
騎手:山本聡哉
厩舎:岩手・畠山信一
父:トワイニング
母:プリティジョディー
母父:ダンスインザダーク
馬主:高橋昇市
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:45戦8勝(JRA23戦4勝・重賞2勝)