19日、大井競馬場で行われたTCK女王盃(4歳上牝、交流G3・ダート1800m、1着賞金3500万円)は、武豊騎手騎乗の2番人気レマーズガール(牝5、栗東・湯浅三郎厩舎)が、好位追走から直線半ばで堂々先頭に立ち、先行して粘る5番人気オルレアンに1.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分52秒7(良)。さらにクビ差の3着には8番人気ジーナフォンテンが入り、3連複21,980円、3連単76,390円の波乱となった。1番人気に推されたグラッブユアハートは後方2番手追走から追い上げるも5着、3番人気エンシェントヒルは4着に敗れた。
勝ったレマーズガールは父Defrere、母Timeless Twist(その父Timeless Moment)という血統で、叔母にはツイストアフリート Twist Afleet(父アフリート、トップフライトH-米G1)がいる。同レースは昨年に続く連覇で、前走クイーンC(船橋・交流G3)に続き重賞連勝となった。通算成績26戦8勝(うち地方13戦6勝、重賞6勝)。鞍上の武豊騎手、管理する湯浅三郎調教師ともに同レース2勝目。