初重賞タイトルの期待が掛かるマヤノリュウジン(写真は2013年スプリンターズS3着時(左)、撮影:下野雄規)
2005年までは芝1800mで行われていたが、2006年からは1200mに条件が変更され、すっかり定着した感のある京阪杯に、今年はスプリンターズSで3着に入線したマヤノリュウジンや前走で力のあるところを示したエピセアロームなどがエントリー。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/23(土) 京阪杯(3歳上・GIII・京都芝1200m)
マヤノリュウジン(牡6、栗東・庄野靖志厩舎)は前走のスプリンターズSで3着に入線。前々走のセントウルSで好内容のレースを見せていたが、更に前進を果たした格好だ。今回のメンバーでは力上位だし、6歳でもまだ成長しているように勢いがある。ここは初重賞タイトルの期待が掛かるところだ。
エピセアローム(牝4、栗東・石坂正厩舎)は昨年のセントウルSでロードカナロアを破った実力馬。その次のスプリンターズSで4着に入線してからは2戦不振が続いたが、前走のオパールSではメンバーが軽くなったとは言え力のあるところを見せて快勝。復調を果たした今回は重賞3勝目に手が掛かる。
ハノハノ(牡5、栗東・西園正都厩舎)は今年に入ってから力を付けてきて、前走の京洛Sでオープン特別を勝った。京都コースへの適性が高いと取れるレース内容だったし、このメンバーが相手でも勢いで通用しても良い。
その他、前走は馬場が緩くて持ち味を出せず惨敗したが力のあるアドマイヤセプター(牝5、栗東・橋田満厩舎)や力のあるスギノエンデバー(牡5、栗東・浅見秀一厩舎)、距離短縮で新味が期待されるラトルスネーク(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)などが出走予定。発走は15時40分。