22日、86年京成杯(G3)など重賞5勝を挙げ、繁殖としてもローゼンカバリー(牡12、父サンデーサイレンス、日経賞-G2)、サマーサスピション(牡13、父サンデーサイレンス、青葉賞-G3)などを輩出しているダイナフェアリー(牝22、父ノーザンテースト)が、16日に白老ファームでウォーエンブレムの牡馬を出産したことが判明した。
ウォーエンブレムは、父Our Emblem(その父Mr.Prospector)、母Sweetest Lady(その父Lord at War)という血統。現役時は02年ケンタッキーダービー、プリークネスS(共に米G1)を制し、同年末に社台グループが中心となって1700万ドル(約20億円)で購入。種牡馬として期待されたが、牝馬に関心を示さず、初年度は僅か7頭(4頭受胎)の種付けに終わっていた。昨年から徐々に種付けに興味を示し始め、04年度は約50頭に種付けを行っていた。