24日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(GI)に出走予定の外国馬2頭
ドゥーナデンと
シメノンの19日の調教状況と関係者のコメントがJRAから発表された。
〔競馬学校 天候:晴、馬場状態:良〕
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ドゥーナデン(牡7)
調教状況(
マチュー・ブラム厩務員騎乗)
【調教時間】 7:31〜7:57
【調教内容】 ダートコースで常歩1/4周、ダク(速歩)1/2周、常歩1/4周、キャンター3/4周、常歩1/4周
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マチュー・ブラム厩務員のコメント〜
「昨日強い運動をやったので、今日は軽い運動に留めましたが、動きも良く状態には100%満足しています。新しい環境に身を置くことには慣れており、馬場入場時に辺りを見渡すのはいつもの反応です。私がこの馬に関わるようになってから1年半くらい経ちますが、昨年のコーフィールドカップ優勝時と比べて、レースに向かう姿勢や闘争心は全く変わりありません。年齢も一つ重ねていますが、それも感じさせません。メルボルンカップでは、トップハンデで厳しいレースとなりましたが、今回は定量なのでチャンスはあると思います。この馬の強みは、特にハイペースの展開で、後方待機から鋭い末脚を繰り出すところです。」
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シメノン(セン6)
調教状況(エメット・マリンズ調教助手騎乗)
【調教時間】 7:25〜8:05
【調教内容】ダートコースで常歩1/4周、ダク3/4周、キャンター3/4周、常歩1/2周、キャンター1周、常歩を挟んでキャンター1周
〜エメット・マリンズ調教助手のコメント〜
「今日は普段と同じ内容の運動を行いました。昨日強めの運動をしましたが、今朝の状態には満足しています。前走のメルボルンカップも含め、この馬には早い時計が出るコースが向いているので、東京競馬場の馬場適性には心配はありません。融通が利く馬なので、先行でも後方からでもいいレースができますが、馬番は4〜12番くらいだと様々な展開に対応できると思います。この馬の強みは、長くいい脚を使えるところで、ハイペースでもバテないスタミナがあります。本国ではオールウェザー馬場で調教しているので、ダートコースのあるここでも同じような感覚で調整できています。」
(JRAの発表による)
提供:ラジオNIKKEI