AJCC、クラフトワーク重賞3連勝

2005年01月23日 15:45

 23日、中山競馬場で行われたアメリカJCC(G2・芝2200m)は、横山典弘騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)クラフトワーク(牡5、美浦・後藤由之厩舎)が、中団追走から直線は外に持ち出すと、先に抜け出した3番人気エアシェイディに1.1/2馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは、03年にマグナーテンが記録した2分12秒5(良)を1.1秒更新する2分11秒4(良)のレースレコード。さらにハナ差の3着には5番人気ユキノサンロイヤルが入り、2番人気グラスポジションは最後方から追い込むも5着に敗れた。

 勝ったクラフトワークは、父ペンタイア、母ワーキングガール(その父パドスール)という血統。半兄は00年函館記念(G3)を制したクラフトマンシップ(父フレンチグローリー)、伯父は86年皐月賞(G1)馬ダイナコスモス(父ハンターコム)。兄弟制覇を達成した昨年の函館記念(G3)、5ヶ月半ぶりの休み明けで臨んだ5日の中山金杯(G3)に続き重賞3連勝を飾った。通算成績16戦6勝。なお同馬は、3月26日に首・ナドアルシバ競馬場で行われるドバイデューティーフリー(首G1・芝1777m)に登録を行っている。

 鞍上の横山典弘騎手は、91年メジロモントレー、97年ローゼンカバリーに続き、同レース3勝目。JRA重賞は、5日の中山金杯、アドマイヤジャパンで制した16日の京成杯(G3)に続き今年3勝目。通算では82勝目。管理する後藤由之調教師は同レース初制覇でJRA重賞は通算10勝目。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。