30日、阪神競馬場7Rで新馬戦(2歳・芝1600m・11頭)が行われ、道中は後方で進めた岩田康誠騎手騎乗の1番人気サングレアル(牝2、栗東・松田博資厩舎)が、直線に入って一気に脚を伸ばして抜け出し、好位から上がってきた2番人気アイアムナチュラル(牡2、栗東・長浜博之厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒1(良)。
さらにクビ差の3着には、直線入り口では置かれた最後方も、そこから伸びを見せた11番人気ホッコーファイン(牝2、栗東・野村彰彦厩舎)が入った。
なお、2009年のジャパンカップを制するなどGI7勝の女傑ウオッカの半弟で3番人気だったラテラルアーク(牡2、栗東・昆貢厩舎)は、スタートで出遅れ後方からの競馬となり、早めに仕掛けて4コーナーでは3番手まで上がったが、直線で伸びることができず10着に終わった。
勝ったサングレアルは、父ゼンノロブロイ、母ビワハイジ、その父Caerleonという血統で、2011年ジャパンカップなどGI6勝を挙げたブエナビスタ(父スペシャルウィーク)をはじめ、兄弟に重賞勝ち馬がズラリと並ぶ超良血。
【勝ち馬プロフィール】
◆サングレアル(牝2)
騎手:岩田康誠
厩舎:栗東・松田博資
父:ゼンノロブロイ
母:ビワハイジ
母父:Caerleon
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム