勝負どころから勢い良く進出した8番人気のハギノセゾン(牝、父シンボリクリスエス、栗東・鮫島)が波乱を演出した。勝ちタイムは1分27秒3。5番人気イージスコンゴウ(10着)が主導権を奪って、1番人気アサカファルコン(4着)、2番人気エイシンジャドゥー(2着)が続く展開。序盤は中団から進めたが、4角で外から差を詰めると直線でも力強く脚を伸ばして首差で勝利を手にした。2着馬から2馬身差で続いたのは3番人気のタガノビーンズ。アサカファルコンは直線半ばで脱落した。
和田は「勝負どころでうまく外へ出せた。まだまだ奥がありそう」と笑顔。鮫島師も「追った分だけ走るね。もう少し距離が長くなっても良さそう」と満足そうだった。
提供:デイリースポーツ