オープン2着の実力をいかんなく発揮。トップスタートから先手を奪った2番人気のウインフルブルーム(栗東・宮本)が1分33秒9の好タイムで逃げ切った。ペースを緩めずよどみのない逃げを展開したが、直線に向いても手応えは十分。力強い脚勢を保ち、上がりを34秒2でまとめて楽々と押し切った。3馬身差の2着は中団からしぶとく脚を伸ばした3番人気のアズマシャトル。1番人気のエイシンブルズアイは末脚勝負に出たが、さらに半馬身差の3着まで追い上げるのが精いっぱいだった。
手綱を取った和田は「攻めは落ち着いていたけど、レースではテンションが高かった。能力はあるんだけど、気持ちのコントロールがね…」。次走は朝日杯FS(12月15日・中山、芝1600m)を予定。「馬込みで運んだときがどうか。パワーがあり過ぎる」と課題を挙げた。
提供:デイリースポーツ