戸崎圭騎乗の13番人気ランウェイワルツ(栗東・音無)が混戦を抜け出して快勝。JRA移籍初戦を見事勝利で飾り大波乱を演出した。序盤は先手を奪った1番人気ベストルーラー(4着)の直後を追走。4コーナーで外から並びかけると、鞍上のアクションに応えて最後までしっかりと伸び切った。勝ちタイムは1分26秒4。1馬身3/4差の2着は中団からいい脚で追い込んだ4番人気のメイショウシンシア、さらに1馬身差の3着争いは7番人気のグラナディラがゴール前でベストルーラーをとらえ先着した。
「(前半の)芝の走りも良かったし、組み立てもしやすかった」と戸崎圭は満足げ。音無師は「こんなに走るとはビックリ。センスがある。全日本2歳優駿(18日・川崎、ダート1600m)の登録も考える」と驚いていた。
提供:デイリースポーツ