阪神11Rの第64回朝日チャレンジカップ(GIII、3歳上、ハンデ、芝1800m)は1番人気アルキメデス(M・バルザローナ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒5(良)。1馬身差2着に9番人気カワキタフウジン、さらにハナ差で3着に6番人気ハナズゴールが入った。
アルキメデスは栗東・藤原英昭厩舎の4歳牡馬で、父アドマイヤムーン、母アーキオロジー(母の父Seeking the Gold)。通算成績は12戦6勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 アルキメデス(バルザローナ騎手)
「行きたがる馬でコントロールの難しいところはありますが、前の馬を交わすことに積極的な馬なので、中団でしっかりタメて乗りました。一生懸命走ってくれました」
(藤原英昭調教師)
「ジョッキーが、最後に弾けるように課題をクリアして乗ってくれましたし、有り余る気性をうまく誘導してくれました。あとは将来的に距離を延ばしていくためにどうするかでしょう。次走は様子を見て、オーナーと相談して決めます。殿下の馬で勝てて光栄です」
2着 カワキタフウジン(ルメール騎手)
「道中は無理せず、リラックスして走れた分、うまく脚がたまって最後いい脚を使ってくれました」
3着 ハナズゴール(M・デムーロ騎手)
「跨った時から調子の良さを感じましたし、手応え良く追走出来ました。最後はすごくいい脚を使ってくれました。勝ち馬とは外を回った分の差だと思います」
4着 マイネルラクリマ(柴田大騎手)
「思った通り運んで最後も伸びて来ているのですが、外から一気に来られてしまって...。ハンデも響いたと思います」
5着 カルドブレッサ(藤岡佑騎手)
「内枠からいい位置を取れました。道中も唸るくらいの行きっぷりでしたし、最後は外から一気に来られて交わされてしまいましたが、重賞でも十分にやれる馬です」
7着 ヒストリカル(浜中騎手)
「スタートが良く、いいところにつけてうまく運べましたが、最後は伸び負けました。ポツンと後ろから行って末脚に賭ける方がいいのでしょうか」
10着 ラウンドワールド(岩田騎手)
「リラックスしてレースは出来たのですが、直線嫌がるような面がありました。外を捲って行く方が良かったかも...」
提供:ラジオNIKKEI