牝馬限定のメイクデビューを制したのは、7番人気の
フォワードカール(牝、父ゼンノロブロイ、美浦・田中剛)。3枠の2頭がレースを引っ張る形で、2番手集団を追走。直線で9番人気の
ボデギータ(2着)が粘り込みを図るところを余裕十分にかわし去り、1馬身1/4差をつけてゴール板を駆け抜けた。勝ちタイムは1分40秒8。さらに半馬身差の3着は直線で鋭く差を詰めた4番人気の
トーセンプリエール。なお、07年のNHKマイルCを制した
ピンクカメオの初子で、断然の1番人気に支持された
ブルーロータスは9着。後方待機から勝負どころで進出したが、直線は伸び切れなかった。
「体がすごく柔らかい。距離が延びても大丈夫そう。将来性の高さを感じる」と宮崎。母系は
エアグルーヴの一族で、田中剛師も「丈夫な馬で楽しみ」と期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ