ハーツクライ産駒の7番人気ワンアンドオンリーがルメール騎手に導かれ、重賞初制覇
21日、阪神競馬場でラジオNIKKEI杯2歳S(2歳・GIII・芝2000m)が行われ、道中は中団に構えたC.ルメール騎手騎乗の7番人気ワンアンドオンリー(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、直線で外に動いて進路を確保し先行各馬を捕らえ、直線半ばで一旦は抜け出すところを見せた8番人気アズマシャトル(牡2、栗東・加用正厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒3(稍重)。
さらに3/4馬身差の3着には、中団後方から直線では馬群を割って差を詰めてきた1番人気サトノアラジン(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。なお、2番人気モンドシャルナ(牡2、栗東・角居勝彦厩舎)は後方から脚を伸ばすも6着、3番人気シンガン(牡2、栗東・松田国英厩舎)は14着に終わった。
勝ったワンアンドオンリーは、父ハーツクライ、母ヴァーチュ、その父タイキシャトルという血統。未勝利脱出には3戦を要したものの、萩S・東京スポーツ杯2歳Sで差のない争いを演じ、6戦目のここで初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ワンアンドオンリー(牡2)
騎手:C.ルメール
厩舎:栗東・橋口弘次郎
父:ハーツクライ
母:ヴァーチュ
母父:タイキシャトル
馬主:ノースヒルズ
生産者:ノースヒルズ
通算成績:6戦2勝(重賞1勝)