低評価をあざ笑うかのような正攻法での快勝劇。好発を決めて2番手をスムーズに先行した11番人気のサクラエール(牡、父ケイムホーム、栗東・羽月)が、4角での絶好の手応え通りに力強く伸びて初陣を飾った。勝ちタイムは1分24秒2。1馬身半差の2着は好位集団のインからしぶとく伸びた13番人気のヤマカゲ。さらに首差の3着は9番人気のエイシンノーティス。1番人気のプリミティブラブは先行策から伸びを欠き5着に敗れた。
幸は「ゲートをポンと出てマイペースで行かせてもらえた。手応え通りでしたね」と笑顔を見せる。羽月師も「ケチのつけようがない内容。距離はもう1Fくらいは延びても大丈夫かな。上積みも大きいと思う」と飛躍を期待していた。
提供:デイリースポーツ