準オープンを勝ったばかりの
オースミナインだが、ディープインパクト産駒の素質馬で軽視はできない存在。その前走は同開催のオープン特別を上回る時計で快勝。「強い勝ちっぷり。使いつつ、だんだんと力をつけてきたね」と松永昌師も感心する好内容だった。しかも、ここまで掲示板を外しておらず、馬券圏外も1度だけという堅実派。「さすがに重賞でいきなりはどうかと思うが、マイル路線で頑張ってほしいと思っている馬だからね。調整も順調なので好レースを」と師の期待も膨らむばかり。初めての重賞になるが、ハンデ戦なら十分に勝ち負けになるはずだ。
重賞勝ちこそない
コスモセンサーだが、12〜1月のマイル戦では(1)(1)(1)(2)(5)着と抜群の成績。1年ぶりの休み明けは不安だが、この時季は常に注意が必要だ。「冬場が合う馬なので、このあたりから始動することにした。現時点では、2年前に勝ったニューイヤーS(1月18日・中山、芝1600m)との両にらみだけど、順調にきているし、馬は元気いっぱいだよ」と西園師は動ける態勢を強調。仕上がりに不安はなさそうだ。12年の安田記念では3着に健闘。重賞実績も豊富でいきなり力を出しても不思議ではない。
提供:デイリースポーツ