新たな道での新生活をスタートさせたスプリングゲント(撮影:佐々木祥恵)
2009年の中山グランドジャンプ(J.GI)の優勝馬で、13歳で出走した昨年暮れの中山大障害(J.GI、11着)を最後に現役を引退したスプリングゲント(牡14)。
千葉県成田市の高橋牧場で余生を過ごしていたが、1月11日(土)に茨城県稲敷郡阿見町の「ホースライディングスクウェア エボルブルス」に移動し、本格的に第二の馬生を歩み始めた。
「馬運車から降りてきた直後は、駈歩になって元気一杯でしたが、1日で落ち着きました。今後は、乗馬として調教していければと思っています」と、エボルブルスの仙波恵美さん。
調教を担当する専務の萩原克庸さんは「球節がモヤモヤしていることもあり、今は蹄鉄を着けずにのんびりと過ごしてもらい、様子を見て落ち着いてきたら去勢をしようと思っています」と今後の予定を教えてくれた。
「13歳まで現役だっただけあって、カン性の強さがある」(萩原さん)というスプリングゲントが、今後どのような第二の馬生を歩んでいくのか。今後も注目していきたい。(取材・写真:佐々木祥恵)
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■ホースライディングスクウェア エボルブルス は見学可能です。(1997年シリウスS、1998年中京記念に優勝したトーヨーレインボーもいます)
〒300−0323
茨城県稲敷郡阿見町大形696
電話 0298-89-5026
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