4番人気のタガノアップ(牝、父ディープインパクト、栗東・河内)が父譲りの決め手を発揮して快勝した。道中は中団に構えて直線勝負。外からグイグイと脚を伸ばし、ゴール前で差し切った。タイムは1分36秒6。勝ち馬には及ばなかったものの、しまいの伸び脚が目立った3番人気のマリアフィオーレは首差の2着。さらに頭差の3着には先行して粘りこんだ10番人気のウィアーワン。1番人気のミラクルウェーブは好位から抜け出しを図ったが、伸び切れず4着に終わった。
国分恭は「真面目過ぎるくらいの馬。折り合いさえつけば伸びると思っていたので、向正面は何とか抑えました。いい脚を持ってますね」と408キロの小型馬の豪快な末脚に感心していた。
提供:デイリースポーツ