東京の最終週を抽選除外になったのは、逆に好都合。大柄でなかなか絞り切れない体質だけに、「もう1本」追えるのは間違いなくプラス。さらに一気まくりが決まりやすい中山コースも、東京より戦いやすい。1週前の追い切りは、時計自体は平凡だったが(73.2秒-56.4秒-42.4秒)、馬場を大きく2周半回って運動量は十分。弱い所のある馬だが、以前より攻めを強化できており、確実に復調の気配を見せている。2走前の中山戦(3着)だけ走れば、もちろん勝ち負け。冬場の乾燥した時計のかかるダートが何より合う。