23日、船橋競馬場で行われた報知グランプリC(ダート1800m、1着賞金1300万円)は、張田京騎手騎乗の4番人気ジーナフォンテン(牝7、船橋・熊坂光広厩舎)が、好位追走から直線内を突き、逃げた6番人気ベルモントソレイユを3馬身離し快勝した。勝ちタイムは1分52秒4(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には1番人気ゴシップコラムが入った。なお、無傷の17連勝の記録を持つベルモントアクターは挫石のため22日に出走を取り消し、ヤマニンデュークは疾病のため競走除外となっている。
勝ったジーナフォンテンは父ベストタイアップ、母ジュピターガール(その父パークリージェント)という血統。00年に上山競馬場でデビューすると、若葉賞、若駒賞など2重賞を含む5連勝を達成した。02年には船橋競馬に移籍し、02年スパーキングレディーC(交流G3)、03年エンプレス杯(交流G2)を制するなど活躍。04年にJRAへ移籍したが結果を残すことができず、同年に船橋競馬へ再転入した。今回が移籍後4戦目での勝利となったが、それは03年エンプレス杯以来2年振りの勝利でもあった。通算成績31戦12勝(交流重賞2勝、JRA5戦0勝)。