朝一番の栗東坂路に登場したジェンティルドンナは、僚馬のオレアリア(4歳500万下)と併せ馬。先週に引き続き、新コンビを組む福永が騎乗し、しまい重点にシャープな動きを披露した。
ラスト1Fでは既に僚馬をパスし、軽く仕掛けられた程度で4F52秒5-38秒5-13秒1。0秒4先着に、鞍上は「先週はズブい面があったけど、一度追ったことで反応が違っていた。さすがに馬がよく分かっている」とGI5勝馬の変わり身に感心しきりだ。
石坂師は「いつもと同じ感じだけど、時期的に毛が長いかな。まあ、変わりなくきているのが何より。このクラスの馬だし、(もし)何かあったら(出走するのを)やめるから」と順調な仕上がりを強調していた。
昨秋のエリザベス女王杯2着以来となるラキシスは栗東CWで3頭併せ。最内を回り、5F66秒6-37秒3-12秒1をマークした。またがった川田は「カリカリしなくなって、その分、体も大きくなっていますね。強い馬もいるけど、どれだけやれるのか楽しみ」と、わずかデビュー6戦目のGIで好走した素質馬に期待していた。
提供:デイリースポーツ