1番人気の
レムミラス(栗東・高橋忠)が、抜群の勝負根性を発揮して2勝目を挙げた。道中は中団のインにつけると、4コーナーでは十分な手応えで前を射程圏内に。直線では内で追いだしを待たされるシーンがあったものの、馬群を割るとグイッとひと伸び。最後は先に抜け出した4番人気
クラウンルシフェル(2着)を鼻差とらえた。勝ちタイムは1分8秒9。さらに半馬身差の3着には後方から追い込んだ8番人気
カメットが入った。
上がり3Fはメンバー2位の34秒8。前走の紅梅S(6着)でも0秒2差に奮闘と、地力強化が目立つ。藤岡康は「好位で運ぶつもりでしたが、ほかの馬が速くて思っていたよりも後方からに。それでも手応えは十分でした。強かったです」と切れ味を称賛した。
提供:デイリースポーツ