1日、2月28日から馬産地の道営競馬支援プロジェクトチーム・北海道競馬運営改善対策室により、会員募集が始まったホッカイドウ競馬の仮想馬主「サポーターズクラブ」だが、今年は岩手、金沢、笠松、荒尾、福山など全国6地方競馬場と提携し、「ホッカイドウ&地方競馬サポーターズクラブ2005」として、仮想馬主を募集した事が分かった。
これは、ポイントによるグッズプレゼントや優勝馬への口取り写真の参加など馬主気分が楽しめる「サポーターズクラブ」にこれまで約1万5000人が参加しているが、実は半数以上が道外のファンという事に、ホッカイドウ競馬運営改善対策室が着目したため。
今年はホッカイドウ競馬所属(計137頭)の2歳馬(116頭)に加え、道営のスター、コスモバルク(牡4、北海道・田部和則厩舎)はもちろん、笠松からはミツアキタービン(牡5、笠松・田口輝彦厩舎)、岩手からはトニージェント(牡8、岩手・千葉浩厩舎)、荒尾からはキサスキサスキサス(牝7、荒尾・伊豆嘉一厩舎)、福山からは昨年のアラブ日本一のスイグン(牡5、福山・千同武治厩舎)など各地区のトップホースも名を連ねており合計168頭(金沢競馬はラインナップ未定)以上の馬たちによる激しいポイント争奪戦が予想されている。
なお、2歳馬には、「モエレ」の冠号で知られる中村和夫氏所有で、サンデーサイレンスのラストクロップとなるユーザーヒストリーの03(牡2、北海道・堂山芳則厩舎)、フェアリーS(G3)2着馬ペニーホイッスルの全弟ラークホイッスルの03(牡2、北海道・堂山芳則厩舎、父サンデーサイレンス)、シンザン記念(G3)、共同通信杯(G3)で3着となったマルカジークの全弟エターナルビートの03(牡2、北海道・堂山芳則厩舎、父サンデーサイレンス)を筆頭に、オークス(G1)馬シルクプリマドンナや北海道2歳優駿(交流G3)を勝ったモエレアドミラルの全弟バウンドトゥダンスの03(牝2、北海道・広森久雄厩舎、父ブライアンズタイム)、先日JRAの新馬戦で優勝し話題となった静内農高生産馬ユメロマンの弟サクラホウジュ(牡2、北海道・堂山芳則厩舎、父ラムタラ)といった馬たちが名を連ねた。