水が浮いた最悪のコンディションをものともせず、7番人気の伏兵マルクプレンヌ(牝、父シンボリクリスエス、美浦・菊沢)が、内3頭のたたき合いを尻目に外から鮮やかな差し切り勝ち。1分25秒7の勝ちタイムで、デビュー戦を白星で飾った。半馬身差の2着は6番人気のスイフトフォンテン、さらに1馬身3/4差の3着には9番人気のカリビアンロマンスが入った。なお、1番人気のモンサンアルビレオは中団のまま伸びを欠き、10着に敗れた。
「こんな馬場なのでリズムを大事にじっくり乗った。いい脚を使った」と横山和。「ちょっとイレ込むので2、3回目(のレース)でこれ以上テンションが上がらなければ」と気性面を課題に挙げた。
提供:デイリースポーツ