1番人気を集めた
ヤマノフェアリー(栗東・矢作)が、3番手追走からゴール前で抜け出し、着差以上の強さで完勝。全姉
デニムアンドルビーが成し得なかったクラシック制覇へ向け、一歩前進した。重馬場の勝ちタイムは1分21秒7。1馬身差の2着は内めを通って追い込んだ8番人気の
クリノコマチ、さらに鼻差の3着には中団から脚を伸ばした3番人気の
ミュゼリトルガールが入った。
リスポリは「体が10キロ減って元気がないように思えたが、それでも勝ってくれた」と素質を高く評価。「輸送に約17時間もかかって勝つのだから頭が下がる」と話した矢作師は、フィリーズレビュー(3月16日・阪神、芝1400m)を視野に入れて調整するプランを明かした。
提供:デイリースポーツ