ドバイを見据えるベルシャザール松田国師「叩き台という思いはない」/フェブラリーS

2014年02月18日 12:00

世界制覇へ向け、まずは国内制圧をもくろむベルシャザール

 GI連勝へ――。破竹の3連勝でダート界の頂点に立ったベルシャザールが、最優秀ダートホースのタイトルを掲げて堂々と東上する。

 JCダート制覇後は宮城県の山元トレセンへ放牧。英気を養い、1月12日に帰厩した。順調な乗り込みを消化し、1月下旬からは追い日の坂路を2本乗りに強化。ネジを締め上げるように、調教のピッチを上げてきた。

 12日の1週前追い切りは、栗東坂路でウォンテッド(4歳障害オープン)と併せて4F53秒4-38秒8-13秒4を計時。一杯に追われて、僚馬に大差先着を果たした。「(2走前に勝った)武蔵野Sと同じようなシチュエーションですが、当時とはメンバーが相当入れ替わっている。そのままの状態で、とは思っていません」と松田国師。王者になってもおごることなく、攻めの手を緩めない。

 視線の先には既に招待状が届いているドバイワールドC(3月29日・メイダン、AW2000m)を描くが、まずは“国内制圧”に全力を注ぐ。「前回よりも10キロほど馬体は増えていますが、これだけ調教を積んでの増加なら心配ないでしょう。叩き台という思いはなく、このレースをどうやったら勝てるかを考えて調整してきた。いい結果を残して、その延長線上にドバイがあれば」と指揮官。世界へ羽ばたくためにも、この一戦は落とせない。

提供:デイリースポーツ

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