血統通りの力強い走りで初陣を飾った。内田博騎乗の2番人気ワイルドダラー(牡、父ワイルドラッシュ、美浦・古賀慎)が1分40秒2のタイムでV。道中は好位の外めを手応え良く追走。直線半ばで勢い良く先頭に躍り出ると、内から脚を伸ばした4番人気のラブユー(2着)の追撃を着差(首差)以上に余力を持って抑えた。さらに2馬身半差の3着は6番人気のデジタルフラッシュ。1番人気のマルターズオリゾンは軽快に逃げたが、直線で粘りを欠いて4着に終わった。
中央のオープンで善戦したナムラハンターの全弟にあたる血統馬。「抑え切れないくらいの手応えで行きたがる面を見せたけど、まだ余力があった分、最後までしっかり伸びてくれた」と内田博は素質を称賛した。
提供:デイリースポーツ