美浦Wで追われたイタリアンネオ。併走遅れでも陣営に悲観の色はない
2連勝中の
イタリアンネオが、マイペースの調整で初のタイトル奪取を狙う。
最終追い切りは美浦Wで併せ馬で5F68秒4-39秒1-12秒8。僚馬
ナンヨーケンゴー(4歳1000万下)を5Fで0秒7追走し、直線は内に潜り込んだ。しかしそこから思ったほど伸びてこない。最後まで手応えは劣ったまま1馬身届かなかった。それでも斎藤師は「相手は調教駆けする馬。しまい重点で負荷をかけることができた。思った通りの追い切り。この馬はこれでいいんだ。悪かった腰も良くなっている」と満足そうにほほ笑んだ。
コンビを組むのは、フェブラリーSで念願のGI初勝利を遂げたばかりの田辺。「前走は驚くぐらい腰が良くなっていた。時計のかかる中山コースは合っているし、うまく馬群の中団から抜け出せれば」とクラシックの舞台へ夢を膨らませた。
提供:デイリースポーツ