クロフネ産駒の9番人気チャオ(牡、美浦・古賀慎)が力強く突き抜けた。道中は好位馬群でもまれる形だったが、集中力を保って追走。スムーズに4角をさばいて先頭に並び掛けると、血統通りのパワフルな走りで抜け出した。勝ちタイムは1分59秒3。中団から差し込んだ5番人気のダイオプサイドが1馬身1/4差の2着、さらに首差の3着はつれるように伸びてきた4番人気のオールレディゼア。先行した1番人気のダークファンタジーは4着に終わった。
杉原は「スタートが決まっていい位置で運べました。まだ前向きではないが、指示をすればハミを取るし、これからしっかりしてくれれば」とうなずいた。
提供:デイリースポーツ