角居厩舎恒例のオープン馬3頭併せが、栗東CWの一番乗りで繰り広げられた。
重賞初制覇を期す
ラキシスが同じく中日新聞杯に挑戦する
エックスマーク、中山牝馬Sに遠征する
キャトルフィーユを3馬身ほど後方から追い掛ける形でスタート。4角でインを突いて並び掛けると、鞍上・川田の軽い合図に応えて一気に伸びる。最後はほぼ体を並べてゴール。鋭い末脚がさえた。6F81秒8-37秒8-12秒3。
3か月ぶりの実戦となった京都記念を0秒3差の4着。そこから少しでも上積みを見せることができれば、間違いなく勝ち負けのラインに食い込める。主戦は「目いっぱいにはやっていないのに速い時計が出ましたね。使って上向いてくれないと困りますし、乗っていて確かにいい状態と感じましたよ」と柔和に笑った。
「
シルエットが細かったのに、カイバ食いが安定して体つきが良くなりました。重賞を勝たせたいです」と辻野助手は力を込めた。先週重賞2勝と絶好調の川田を味方に初タイトルを奪取する。
有馬記念(12着)以来となる
ラブリーデイは、栗東坂路を軽快に駆け上がり、4F53秒6-38秒8-12秒2を計時。僚馬
ロードハリケーン(5歳500万下)に先着した。感触を確かめたペドロサは「追い出してからの反応が良かった。とてもパワフルでフレッシュという印象だった」と絶賛。確かな手応えをつかんだ様子だった。
提供:デイリースポーツ