名手が鮮やかなエスコートで後続の追撃を封じた。初コンビの武豊を背に2番人気シャンパーニュ(栗東・加用)が、2分28秒9のタイムで昨年9月のデビュー戦(小倉)以来となる待望の2勝目をゲット。中団の外めに構えた圧倒的な1番人気に推されたサトノアラジン(2着)に注目が集まった一戦。直線で大本命が追撃を図ったが、最後までリードを保ったまま1馬身半差をつけてゴールへ飛び込んだ。なお、さらに2馬身半差の3着には4番人気のメイショウラリマーが入った。
「しぶとい馬だし、前が止まらない馬場だったので、行けたら行こうと思っていた」と武豊は納得の笑み。加用師は「トライアルを使ってダービー(6月1日・東京、芝2400m)を視野に」と今後を語った。
提供:デイリースポーツ