砂の快速娘の誕生だ。絶好のスタートから先手を奪った9番人気の
コーリンベリー(栗東・柴田見)が1分24秒5のタイムで快勝。鞍上・松山の右ムチに応え、直線で半ばで後続を突き放して勝負を決めた。これでダートでは3戦無敗。距離延長、昇級も難なくクリアし今後の展望を広げた。2馬身半差の2着は12番人気の
ナンチンノン、さらに鼻差の3着は6番人気の
ローブデソワ。1番人気の
メイショウシンシアは末脚不発で12着に敗れた。
芝の新馬戦こそ11着に敗れたが、すぐさまダートに路線を切り替えると一気に3連勝を決めた。「楽に行けました。先行して、もう1度脚を使えるのがこの馬の良さ。強い競馬でした」と松山。柴田見師も「中京は坂があるし距離も長いかと思ったが、能力があるね」と手応えを得た様子だった。
提供:デイリースポーツ